住宅ローン、返済方法の基本をおさえよう!

不動産を購入する場合、大抵の人が住宅ローンを利用すると思います。

ローンを受ける場合、最も重要なことが返済計画です。返済計画を練るとき、まずは金利と返済方法をしっかりと理解しておく必要があります。特に金利はとても重要で、融資を受ける時の金利の種類は大きく分けて3つあり、固定金利型と変動金利型、そしてミックス型があります。

それぞれ一長一短で、固定金利は当初設定した金利が返済期間ずっと変わらないので、返済額が一定です。しかし、金利が高めに設定されています。

変動金利型は、比較的金利が低めに設定されていますが、その分金利が上昇した時はそれに合わせて支払額が増えるなどのデメリットもあります。また、多岐にわたる知識も必要です。

ミックス型は、固定金利型と変動金利型を合わせたもので、リスクは減りますが、変動金利型よりも若干金利が高くなる傾向にあります。

その他、固定金利期間変動型や上限金利付きの変動金利型などもあります。各金融機関によって条件が異なるので、しっかりと調べると良いでしょう。

そして、金利の種類が決まったら、返済方法も決めなければなりません。元利均等返済、元金均等返済、その他のボーナス併用返済や繰り上げ返済などがあります。

元利均等返済は、返済額が決まっていて、その中から利子から先に支払われていくので、利息分が減ってくるのと同時に、元金分の返済が増えてきます。

元金均等返済は、元金の返済額を一定にして、それに利息分をプラスして支払うという形です。最初のうちは支払額が多く感じるかもしれませんが、徐々に利息分の支払いが減り、毎月の支払いが少なくなります。元金が一定に減っていくので、総合計返済額としては元利均等返済よりも少なくなる計算です。

ボーナス併用などもありますが、あまり重要視せず、日々の生活を締めすぎずに繰り上げ返済に重点を置くなどすると、理想的といえるでしょう。

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