住宅ローン、返済期間を短縮する為にすること

マイホームを手に入れる時、まず必要になってくるのが購入資金です。そして、足りない分を住宅ローンで補う場合がほとんどです。

しかし、住宅ローンは純粋な残金である元金だけを支払っていくのではなく、金利も同時に支払っていかなくてはなりません。この金利によって、長期にわたる返済期間の中で、総支払額を大きく左右する場合があります。なので、まず借りる金額が決まった時点で、金利の低い金融機関を調べたり、出来るだけ返済額を抑えられるような返済方法を提案している金融機関を調べてみると良いでしょう。

ただし、新築物件を建築する予定で、着工金や中間金などの資金を至急必要として、つなぎ融資を利用する場合は、この融資先が住宅ローンの融資先と同じでなければならない場合が多いので、よく調べる必要があります。竣工するまで必要なつなぎ融資ですが、この融資にも利息がかかるので、出来る限り利用せずに建物の引渡しをしてもらうのが望ましいです。

そして、長期返済計画となる住宅ローンは金利を低く保つのが良いのですが、契約時に決めるローンの種類は、全期間において固定金利のものと、変動金利のもの、固定期間選択型というものがあります。

金利の利率だけで言うと、固定金利は高め、変動金利は低め、固定期間選択型はその中間だといえます。しかし、一長一短であるため、よく調べ、どのタイプにするのかを考えると良いでしょう。

その他、返済方法もいくつかあり、毎月の返済額を決めて、その中から元金と利子を返済していく、元利均等返済と、元金を固定し、その上に利子をプラスしていく元金均等返済があります。その他、繰り上げ返済やボーナス併用返済などがありますが、どの返済方法もメリットデメリットがあるので、ご自身の状況などと比較し、最善と思われる方法をとるのが得策です。

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